今日、探しものをしていて、素敵なものを見つけました。
子ども達がたぶん小学校に入りたての頃の、母の日にもらったプレゼントです。
赤い縁取りのクリアポーチに、つたない文字で、「おたのしみふくろ」
とかいた紙が貼ってあり、娘からは、クマの絵の小銭入れと、ハンカチ、
息子からは、お年玉の袋が2つ、中には当時宝物にしてたはずの、ビー玉。
そして、「おかあさん、ありがとう」の手作りカード。
ぜんぶ、ぜんぶ、自分たちの持ってるものから、しかも1番の宝物であるはずのものを
子供たちは、私にプレゼントしてくれていました。



「無償の愛」です。



子どもたちが、すでに示してくれていたのです。
なのに・・・私は・・辛さと向き合いもせずに、家庭の外にばかり癒しを求めていました。
いろいろ思い起こしてみれば、子ども達や夫から受けた優しさは、
たくさん、たくさん、あったはず。
私が、本当に大切にしなければいけないもの、それをちゃんと大切に出来ていたのでしょうか?
不十分なまま、逃げていたように思います。
幸せは・・・ちゃんと家庭の中にあったのに、逃げていたから、見つけられずにいた、そう思います。
自分自身から、逃げてましたね。
敵がいるとしたら、それは自分自身だと思うから。
ん〜「敵」というより、ライバルかな?
今の自分より、もっと上の自分を目指したいから。


パパ、子ども達、ありがとう。
10年以上かかってでも、気づけた私は、幸せ者です。


何年か前の母の日のプレゼント