2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

短歌

☆降りやまぬ雨に心を添える時龍神さまの憂い聴こえる ☆この世をば憂う涙が天空よりあふれて道も家もびしょ濡れ ☆長雨にしっとり濡れたアスファルト鏡となって地球を映す

短歌

☆鉛背負う両足が軽くなったみたい もちもちロールを見つけた瞬間 ☆君をまだ心が追っているようで 違う事とか考えている ☆枯れた葉が幾重も寄り添う隙間から青々とした綿の実1つ

短歌

☆梅ジュース口内炎を突っついて他の痛みと代わってくれた

短歌

☆風涼しグレー掛かった綿雲が秋を迎えに駆け抜けて行く☆死ぬ前にもういっぺん位胸焦がす恋をしたいな 女だもの

短歌

−「ケータイ短歌」投稿作品−☆お酒とか煙草、コーヒー、汗、何も嗅げる程には近寄れなかった <その他> ☆真っすぐに飛行機雲が伸びてゆく先には明日があると信じて ☆たゆみない努力と強い精神の重さを知らせた五輪のメダル

短歌

☆裏側で餅をついてるウサギさんいつかは君に会えるでしょうか ☆

短歌

☆ぼってりと居すわったような夏雲も30分後には姿を消した☆朝もやのくすぐるような温度にも負けず劣らずモカの香りは

短歌

☆動かない事が疲れを取る手段じゃないと告げるコーヒー豆

短歌

☆磯の風頬撫でる時やわらかな母の手をふと思い出してる ☆波音がBGMの晩夏には全てを許した静けさがある ☆昼寝から覚めた幼子抱き寄せる茶髪の母の優しいまなざし ☆人影のまばらになった海岸に夏の終わりを見たようでふと

海、凪いで

短歌

☆手元から確かに開いたはずなのに恋の行く末線香花火

線香花火

短歌

☆ぷくぷくとふくらんでほら入道雲ちぢんだ私の心弾いた ☆いつの間にかうつむいてた せっかくの澄んだ夏空気づきもせずに

ふわぷん

短歌

☆見えずとも感じることはできるから涼風みたく流されてもいい ☆飾らない人柄が皆をほぐしてく笑みの絶えないコーヒー教室

短歌

☆久々に人の為にコーヒーを淹れる朝には心が弾む ☆気恥ずかしい思いでペアのグラス出し 注ぐアイスコーヒー 揺れる

愛すコーヒー