短歌


☆長々と続く雨音聞きながらコーヒーの苦み心に溶かす


☆ヒトではなくただのケモノになってみたい 抱かれたいとか思う時など


☆鬱々と重い心とおんなじで雨にひたすら打たれる草木


☆明日君にバッタリ会ってもいいようにシャンプーする手が念入りになる


☆久々にページをめくる手が踊る 胸の鼓動と同じリズムで


☆ケータイをいじり続けた毎晩が無駄じゃなかった それだけでいい


☆絶対でないからこその可能性を見つけた夜です好きな読書に


☆言葉は絶対ではないとの記事に想い だからこその可能性を見る


☆言葉がねキーを叩く指先を追い越しながら生まれてくるよ


☆いつもとは違う朝だっていいじゃんね?離れた机にケータイを置く