Voyage

今日は、ヴォヤージュというコーヒー屋さんにお邪魔しました。

友人と何回か行ったことのあるお店ですが、1人で、しかもカウンターに

座ったのは、今日が初めてでした。

お店に入ったら、まだ他のお客さんはいなく、スタッフも

マスター1人だけでしたので、

「えっ、2人きり?!」

と、あがり症の私はドキドキしちゃいました。

私がカウンターの隅に座ろうとすると、マスターが、

「そちらの席は冷えますので、よろしければあちらのブランケットをお使い下さい」

と、手で示しながら声をかけてくれました。

コーヒーは、お決まりのモカです。

私は素人なので、しばらくは同じ銘柄でないと、すぐには味わいが判断できないからです。

それに、ここのマスターが研究熱心なのか、

飲む度にわずかづつ、美味しくなっていってる気がします。

今日のモカは酸味のバランスが良く、2杯目にいつも飲むブラジルは、

柔らかな苦味が、とても美味しくなっていました。

焙煎も、ずいぶん研究されたんじゃないかなって思います。

今日の美味しい苦味は、抽出だけでは出せないんじゃないかと思うからです。


とても落ち着くお店なので、もっとゆっくりしたかったのですが、

予定があるので、お昼前には帰りました。

今回は、ドリップ用のペーパーも購入したのですが、

「コーノの方が(ハリオより)落ちるのがゆっくりなんですよ」

と教えてくれたマスターのお顔はニコニコと楽しそうで、

ほんとにコーヒーが好きなんだなあって感じました。

後からお店にいらした奥さんは、そのペーパーを袋に入れるだけでなく、

手にさげれるよう、かわいい紐の持ち手を付けてくれました。


ステキな憩いの時間をありがとう。