またまた受賞、ありがとうございました。
公式サイト「短歌道」にて開催された3回目の短歌コンテストにて、前回に引き続き、銀賞をいただきました。 選んでくださったプロの歌人さま、
サイトの運営スタッフさま、ありがとうございました。
受賞作品を待受にしていただいたので、早速こちらにも貼らせていただきます。
シンプルながら、ロマンチックなデザインが気に入っています。
読後の余韻
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/07/06
- メディア: 文庫
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久々に感想文です。
推理小説を読んで涙が出そうになったのは初めてでした。
しかも、一言では表現し難い様々な感動がありました。
文学作品を読んでいるかのような、ゆったりとしたペースと叙情的な雰囲気に包まれていますが、
各所に散りばめられていた謎が、少しずつほぐれていくにつれ、 読み進める手を止める事が難しくなりました。
そして、幾つもの意外な真実と感動・・・ 推理小説というジャンルに留めてしまうのは勿体ない、素晴らしい作品です。
また、著者の理系の知識が、更に、この作品に深みを与えていると思います。
ご存知の方も多いと思いますが、東野圭吾さんと言えば、ドラマ「ガリレオ」の原作者です。
恥ずかしながら、私はこのドラマで東野さんの事を知りました。
その頃から私は(理系である事を除いても)今までの推理作家とは違うなという感覚を持っていましたが、
その答えは、本書の後書きにて著者自身が語ってくれています。
人間の優しさ、哀しさが静かに心に流れ込んでくる作品です。